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「新領域融合研究センター」は、四研究所の特性を活かしつつ、生命・地球・環境・人間社会などこれまでの科学の各分野の個別の研究努力では解決が困難なテーマを、「複雑なシステムと情報」という観点から研究し、大学共同利用機関としての高度化をはかるとともに新しい研究領域を開拓することを目的としています。
平成17年度は融合センター発足の初年度でありますが、四研究所ならびに大学等の研究者による専門分野を越えた研究プロジェクト体制が整備され、新領域の創造にむけた活動が順調にスタートしました。また、研究所間の壁も予想以上にスムーズに克服出来ました。
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新領域融合プロジェクトの進捗概況を以下に掲載しました。記載の方法は〔〕内にプロジェクトの略称、その下にテーマ名を記載しています。
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〔生物多様性解析〕 ● 統計・情報技術を駆使したゲノム多型と表現型多様性の連関解析システムの開発 pdf |
〔地球生命システム〕 ● 地球生命システムの環境・遺伝基盤の解明とモデル化・予測に向けた研究 pdf |
〔機能と帰納〕 ● 機能と帰納:情報化時代にめざす科学的推論の形 pdf |
〔横断型融合〕 ● 分野横断型融合研究のための情報空間・情報基盤の構築 pdf |
新領域融合プロジェクトの進捗(詳細) |
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四研究所から公募し、平成17年度は以下の7テーマを育成融合プロジェクトとして推進しました。 |
● 遺伝子情報を用いたカイアシ類の同定技術開発に関する研究 pdf |
● コアクチベーターMBF1を通して見た極低温環境への適応と進化 pdf |
● Adaptation of local clustering techniques to biomedical data sets pdf |
● 離島・隔離集団生態系―フィールドデータに基づく時空間モデリング pdf |
● フィールドスタディにおける情報獲得と共有に関する研究 pdf |
● 乱数の発生法・性能評価法の開発と応用 pdf |
● 実計測トラヒックにおける統計数理モデルを適用した理論解析とその応用 pdf |
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H16年度 |