理念や概要について紹介します。
各組織の概要について
全国の研究者等に広く共同利用/共同研究の機会を提供するため、「ROIS-DS-JOINT」として、共同研究課題の募集を行なっております。
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2024年4月1日、データサイエンス共同利用基盤施設の施設長として喜連川 優(情報・システム研究機構 機構長)が、副施設長として椿 広計(情報・システム研究機構 理事、統計数理研究所 所長) が就任いたしました。
データサイエンス共同利用基盤施設(ROIS-DS)は、データサイエンス(データ駆動型研究)の推進と普及を合い言葉に情報・システム研究機構(ROIS)に新設された、組織横断型の新しいタイプの研究組織です。2016年度の設置以来、ROISを構成する4つの研究所(国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所)や、他の大学共同利用機関法人の研究所等と協力し、大学等との連携・協働の一層の強化を目的に活動しています。
設立以来、当施設は大規模データ共有支援事業、データ解析支援事業、人材育成の3つの事業を通じて我が国の大学等の研究力強化に貢献してきました。 →ROIS-DSの事業紹介はこちら これらの事業に加え、今後は新しいサービスをインキュベートする機能を拡充していきます。従来提供してきた事業を発展させて時代の要請に先駆けた取組を行い、柔軟な運営を実践します。機構に存在する4研究所の枠を超えて、バイオテクノロジーや環境技術とデジタル技術を融合するなど、革新的な科学分野へ果敢に挑戦し、新しいサービスの創出を目指します。このDS施設の新しい歩みはデータサイエンスにとどまらず、さらに広範な領域をカバーする新たなインキュベーション組織への進化を意味します。具体的な取り組みとしては、先進的な学問領域を探求するセンターを機動的に設置すること目指しています。
データサイエンスの略であるDSの文字で地球(地軸)の傾きを、そして周囲は4つの研究所を表現しています。
枠に収まらずに形を変えながら発展するさまを表すとともに、親しみのあるシルエットにより社会貢献を推進する組織をイメージしています。