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ゲノムデータ解析支援センター(CGI)の野口英樹特任教授らの研究グループは、世界で初めてゲンジボタルの全ゲノム解読を達成し解析を行いました。
今回の解析で、ゲンジボタル体内には既知の発光酵素「ルシフェラーゼ」の他にも、微弱ながら発光活性を示し、ルシフェラーゼと構造の似た「ルシフェラーゼ様タンパク質」が複数存在していることを突き止めました。また、その他の発光関連遺伝子のゲノム構造やその遺伝的背景の一端も明らかにすることができました。本成果によって、ホタルの発光周期制御の仕組みおよびゲンジボタルを含めたホタルの起源にも迫る事が期待できます。
プレスリリース(PDF)
この研究成果をまとめた論文が2024年3月18日(日本時間)に国際科学雑誌「DNA Research」に掲載されました。
◆詳細は国立遺伝学研究所による報道発表をご覧ください。◆