【プレスリリース】核融合プラズマのデジタルツインによる予測制御の初実証(CARA)

【プレスリリース】核融合プラズマのデジタルツインによる予測制御の初実証(CARA)

2024年1月26日

―データ同化の適応予測制御への応用―

データ同化研究支援センター(CARA)の上野玄太センター長らの研究グループは、データ同化と呼ばれる数理的技術を応用した新たな予測制御システムを開発し、その制御能力を世界に先駆けて実証しました。 このシステムは、これまでは困難であったプラズマの密度や温度分布の制御をはじめ、プラズマ内部からの熱の逃げやすさといった直接計測していない量の制御にも適用でき、核融合炉制御の基盤技術となることが期待されます。

プレスリリース(PDF) - 核融合プラズマのデジタルツインによる予測制御の初実証

この研究成果をまとめた論文が1月17日にScientific Reportsへ掲載されました。

  • 題名:First application of data assimilation-based control to fusion plasma (核融合プラズマに対するデータ同化に基づいた制御の初適用)
  • DOI: 10.1038/s41598-023-49432-3

◆詳細は自然科学研究機構 核融合科学研究所による報道発表をご覧ください。◆