理念や概要について紹介します。
各組織の概要について
全国の研究者等に広く共同利用/共同研究の機会を提供するため、「ROIS-DS-JOINT」として、共同研究課題の募集を行なっております。
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ROIS-DSでは、各研究センターにて様々な研究分野におけるデータ共有支援・解析支援を、事業拠点にてデータサイエンティスト育成事業および生命科学におけるデータサイエンスの基盤形成事業を行っています。 また、全国の研究者等に広く共同利用/共同研究の機会を提供するため、公募型共同研究ROIS-DS-JOINTを行っています。
最近、データサイエンス系の学部・学科を新設する大学が急増しています。このような中で、深刻な問題となっているのが、データサイエンスの基盤となる統計科学の専門教員の不足です。この問題に対応するため、2021年に、全国の大学とともにデータサイエンス共同利用基盤施設が参画する「統計エキスパート人材育成コンソーシアム」(中核機関:統計数理研究所)が発足しました。コンソーシアムでは、様々な学術分野の若手研究者に対して研修を行うことにより、大学院修士学生に統計学を講義し、統計を活用した研究を指導することのできる大学教員を育成しています。
データサイエンス教育・育成拠点では、ここで育成された若手大学教員に対して、統計科学の教育・研究指導と必要な支援を行う特別研修を実施することにより、更に高度な統計教育・研究指導と統計活用研究を行うことができる高度研究教育者を育成しています。このほか、総合研究大学院大学の「データサイエンス型研究者人材養成事業」に当拠点所属の教員がメンターとして参画し、総研大基盤機関の若手研究者をデータサイエンス型研究者に育成しています。
バイオデータ研究拠点(BioData Science Initiative: BSI)は、分野横断型研究ハブ組織としてDS施設と国立遺伝学研究所を中心とした機構内連携のもと2022年4月に設置されました。バイオデータとは、生物の特性、機能、状態、さらには生物集団の構造とダイナミクス、生物間の相互作用および生物と環境との相互作用に関する定量的かつ定性的な情報です。BSIは、多様な生物種・実験条件で得られた大量のゲノム情報をはじめとする広範なバイオデータと文献などに含まれる知識を標準化しバイオ知識の体系化を推進します。バイオデータを一体的に登録・集積・整理・標準化し提供する日本およびアジアの中核拠点として、バイオデータサイエンスの発展に貢献する研究インフラを構築し国内外の連携ネットワークを通して広く提供します。
また、分野別リポジトリとしてデータの登録拠点の機能も持ち、研究者への一体的窓口として、オープンサイエンスを促進します。BSIは国内随一のバイオデータサイエンティストの集積地であり、この人材によりAIと生命科学の融合を進めるとともにバイオデータサイエンティストの育成も行います。
2017(平成29)年度から本事業の一環として、全国の研究者等に広く共同利用/共同研究の機会を提供するため、ROIS-DS-JOINTとして、毎年共同研究課題の募集を行なっています。
DS施設の事業はパンフレットでもご案内しております。これまで発行したパンフレットはパンフレットのページでご覧ください。