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2017年11月30日

【セミナーのお知らせ】2017年12月19日(火)開催(社会データ構造化センター)

調査科学セミナー「継続調査の活用シリーズ」

統計数理研究所調査科学グループとデータサイエンス共同利用基盤施設社会データ構造化センターでは、下記の様な調査科学セミナーを企画しました。
どなたでも無料でご参加いただけます。奮ってご参加ください。
 
参加人数把握のため、聴講希望者は下記に事前にご連絡いただけますと幸いです。
 
申し込み先E-mail:chosa1@ism.ac.jp
 
今後も長期にわたる継続調査(狭い意味の社会科学にとどまらず、幅広い内容の調査を含みます)の活用をテーマとしたセミナーを、企画していく予定です。

調査科学セミナー「継続調査の活用シリーズ」

日時:2017年12月19日(火)15:00~17:30
場所:統計数理研究所セミナー室5(3階)東京都立川市緑町10-3
アクセス:http://www.ism.ac.jp/access/index_j.html

企画:
 ・データサイエンス共同利用基盤施設社会データ構造化センター
 ・統計数理研究所調査科学グループ

講演タイトル:健康余命の延伸と咀嚼機能と高齢者の社会参加と
       ―ベイズ型コウホートモデルの「魅力」を添えて―

講演者:那須郁夫先生
 北原学院歯科衛生専門学校 校長
 日本大学松戸歯学部 特任教授

講演概要:
本セミナーでは、演者が関わってきました疫学調査のなかから主な調査・分析結果をご紹介します。
あわせて、ベイズ型コウホートモデルが持ち合わせている魅力についても、個別調査と比較した私のとらえ方を述べてみたいと思います。具体的な話題は以下の3点です。

1:昭和32年に始まり、以降6年ごとに実施されてきた、長期にわたる横断調査の「歯科疾患実態調査(厚生労働省)」についてご紹介をいたします。最近公表されて話題となった、日本老年学会の高齢者の定義変更の提言に際しては、この調査を用いた演者らの研究が一定の役割を果たしました。

2:地域で生活する高齢者の悉皆縦断調査「TMIG-LISA(東京都健康長寿医療センター研究所)」における身体測定で得たデータから、「咀嚼の構造(成り立ち)」をモデル化した研究をご紹介いたします。
 また、ここでは数量化III類や、演者が川喜田二郎氏本人から教わったKJ法による、調査のデータ構造の把握(高いところから見る=俯瞰)についてもお話しいたします。

3:全国高齢者5,000人規模の縦断調査「NUJLSOA(日本大学総合科学研究所)」のデータを用いた多相生命表モデルから、健康状態別余命(平均余命、健康余命、不健康余命)を計算した結果をご紹介いたします。
 結果からは咀嚼能力として「さきいか・たくあん」が噛める高齢者は、そうでない高齢者に比べて、健康余命が長いことが示されました。