社会データ構造化センター

社会調査データ・公的ミクロデータ・ソーシャルビッグデータの収集と活用

社会データ構造化センターは、社会調査データや公的ミクロデータやソーシャルビッグデータを整備し、広範な活用に供することで各種の社会的課題の解決のための実証的学問の促進、実証的データに基づく政策立案の実現のための研究基盤を発展させることを目標にしています。


【アクティビティ】シンポジウム、イベントのお知らせ

 社会データ構造化センターでは、毎年開催するシンポジウム内で、センターの主な活動成果を紹介するほか、牧野総合法律事務所から牧野・森両弁護士をお招きして、チュートリアルセッションを開催しています。  チュートリアルセッションでは、主に社会科学系の研究者を対象に、社会現象についてのビッグデータや社会調査データの共有・共同利用や公開などで研究者が直面する法的課題について、解説をいただきます。  詳細につきましては、随時ご案内をいたします。 皆さまのご参加をお待ちしております。

【シンポジウムのお知らせ】2023年3月9日開催
【シンポジウムのお知らせ】2022年2月18日開催
【シンポジウムのお知らせ】2021年3月4日開催
【シンポジウムのお知らせ】2020年3月3日開催
【講演会のお知らせ】2019年6月28日開催
【シンポジウムのお知らせ】2019年2月21日~22日開催
【セミナーのお知らせ】2017年12月19日開催
【シンポジウム終了しました】2017年2月7日~8日(資料のダウンロードが可能です)
【シンポジウムのお知らせ】2017年2月7日~8日開催

■ 推進事業

このセンターは、以下の3つの事業を推進してまいります。

1)社会調査関連事業
  全国共同調査ネットワーク形成によるデータ収集、及び社会調査データの整備と公開
  社会調査関連事業の活動

2)公的ミクロデータ事業
  公的統計データの整備と共同利用システムの発展、及びオンラインのデータ解析システムの研究開発
  オンサイト施設

3)ソーシャルビッグデータ事業
  リアルタイムの社会変化予測システムの開発、及びビッグデータの専門家養成

これらの事業では、国内外の関連機関や研究者たちとの共同研究の場を提供し、実証的データに基づく人文社会科学の発展や政策立案へ資することを意図しています。

初期には、既存のデータの整備に専念し、次にそれらのデータを国内外の研究者たちとの共同研究の中で活用の在り方を模索していきます。他方で、関連する新たな情報収集を推進し、これらの活動の現実的で効率的な体制の確立を目指します。さらに進んだ段階では、3事業のデータアーカイブの相補的活用による研究の試行を進めます。また、プライバシーにかかわる問題等を解決しながら、各種のデータの現実的な公開の体制の確立を目指します。これらは、各事業のデータの性質や対応する社会や学術分野での体制にも強く依存し、3つのプロジェクトの足並みは一直線的、同時的な展開とはならないことも想定されますが、相補的な協力でそれぞれの発展を促すことに努めます。

社会調査データや公的ミクロデータやソーシャルビッグデータを整備し、新たなデータ収集に努めるとともに、既存のデータを官民学へ広範に公開することにより、環境、治安、経済を含む各種の社会的課題の解決のための実証的学問の促進、実証的データに基づく政策立案の実現のための研究基盤を発展させてまいります。

■ メンバー

前田 忠彦(センター長) *1
 芝井 清久
 田中 康裕
 Xue Yujie *1

統計数理研究所 *1
 山下 智志
 南 和宏

国立情報学研究所 *2
 越前 功