理念や概要について紹介します。
各組織の概要について
全国の研究者等に広く共同利用/共同研究の機会を提供するため、「ROIS-DS-JOINT」として、共同研究課題の募集を行なっております。
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高度な情報通信技術によって、あらゆる情報機器やセンサーがネットワークへ接続され、情報がデジタル化されて流通し、いつでも、誰もが、どこからでもアクセスすることが可能となってきています。この結果、「情報空間」と「実世界」が密に連携し、さらには、境目なく溶け合って統合するような「融合社会」が形成されようとしています。
このような融合社会の問題として、人口の急速な減少と大都市への集中により、市町村の半数の自治体では、従来と同じレベルの公共サービスの維持が困難になるという問題があります。これには、地域の経済活性化と雇用機会の確保、地域医療再生や健康の増進、自然災害への対応など、様々な形の社会的イノベーションが求められています。しかしこれまで、社会問題克服には、部分的でしかも不完全なデータをもとに、主観的な政策決定や経営判断に頼らざるをえませんでした。
これからの融合社会では、科学的根拠データに基づいて合理的な意思決定や判断を行う「データ駆動の意思決定」が有効となります。それには、公益性の高い、公的統計、Webオープンデータ、IoTセンサーデータなど社会的・公共的ビッグデータの収集や分析を行い、情報システムやサービスを合成し、タイムリーに人と社会にフィードバックする社会データ基盤を整備する必要があります。
データ駆動の合理的な政策決定支援システムの研究開発と地域社会実装を通し、大学が地方公共団体や企業等と「協働」しやすい「知の拠点大学とのネットワーク型データ連携基盤」を実現しようとしています。今回のシンポジウムは、このような官民学の社会データの仕組みについて意見交換をしたいと思います。
記
【日時】2017年2月7日13:00-19:00 / 2月8日10:30-17:00
【場所】一ツ橋講堂 中会議室1~3
〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2−1−2
【主催】情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター
【定員】100名・参加費無料(事前登録制、登録締切 2月4日)
*当日参加可。ただし、事前申込により定員に達した場合、参加をお断りする場合がございます。
*また、当日は会場セキュリティの関係上、身分証もしくは参加登録証を確認させていただきます。ご了承ください。
【意見交換会】参加費1,000円
【参加申し込URL】ここをクリックしてください
【プログラム】