融合研究を加速するための情報共有クラウドサービスの確立
情報共有基盤構築分野においては、ここ数年、様々な機関が多様な目的でデータの蓄積・情報サービスの提供を開始している。また、各大学でも、業績公開システム等を個別に開発している。しかし、それらの連携が十分に行われなかった結果、多様なシステムが連携しないまま林立する事態が生じている。
そこで、本サブテーマでは、他の研究機関や大学、主要研究プロジェクトと連携しながら、これらのデータの相互連携を促進するためのハブとなるシステムを構築し、爆発する情報空間から、各研究者に有用な学術・研究情報を取捨選択して提供するパーソナライズされたサービスを構築することを目標とする。
本テーマでは、サブテーマ(1)から(3)までで研究開発された要素技術を統合し、さらに、外部のデータベース、研究者サービスをクラウドサービスとして吸収しながら、ユーザインタフェイスを検討しつつ、研究者に提供し、融合研究のための情報共有サービスResearchmapをクラウド型として本格展開していく。